※ 注1 浮城塾とは
三原市地域連携推進協議会が、HBMS(県立広島大学大学院経営管理研究科)監修のもと、地域課題の解決と成長を導くことができる事業創造と組織改革の実践力を備えた人材を育成する事を主眼とした地域経営人材塾。
対象者
・三原市の将来を担う若手経営者や次世代の人材
・三原市のより良い未来づくりに貢献する意欲のある三原市に在住または在勤の方
(三原市在住者でなくても、三原市を良くしようという意欲のあるかたは歓迎します。)
※ 注2:三原どうでしょうへの思い
(三原どうでしょうについて:2014年中国新聞夕刊への寄稿から)
「グラハムとの出会い」
私たちの会社は、どちらかというと地域密着型であるため、地域の活性化が会社のためになると、私は信じている。それで、地元情報の発信を民間レベルでできるよい方法はないかと、常日頃考えていた。
2年半前から始めたフェイスブックで、同じ三原市内に住む2人に出会った。音楽好きという共通点のみで知り合いになったのだ。そして、ひょんなことから3人で、インターネットの動画配信サイト「ユーストリーム」を使って放送をしようという話になった。
「三原どうでしょう」という、ローカル情報バラエティー番組を始めたのが2012年3月。私は、照れ隠しのサングラスをかけていたのだが、その姿がロック歌手のグラハム・ボネットに似ているとして、「グラハム」と仲間の2人が呼ぶようになった。
番組に、私はグラハム、2人はコニケン、タカポンとして出演している。
食、文化、歴史、政治、経済といったさまざまな話題を柔らかく、そして、ロックを中心とした音楽の話題を交えて放送してきた。特筆すべきは、議員、企業の経営者、音楽イベントのコーディネーター、フリーマーケットを開く女性など多くのゲストに参加していただいたことだ。本音で語り合おうとする様子や番組を始めた3人の個性がバラバラなのも特徴の一つだろう。
これまで続けてきて得た経験や人の輪は、私の人生に想像以上のものをもたらしており、ますますその厚みが増していくと確信している。毎週放送しているのは、継続は力と信じているからだ。自分のためだけでなく、少しでも地域のためになりたいとの思いが、グラハムとの出会いでかたちになった。
【趣味】
ゴルフ、城めぐり、映画鑑賞、音楽鑑賞 他
【好物】
手打ちそば、ラーメン、たこ焼き、お好み焼き 他
【スポーツ歴】
卓球、硬式テニス
【尊敬する人物】
小早川隆景 他
【好きなTV】
朝の連続TV小説、大河ドラマ 他
【好きな映画】
Star Wars、Pay it forward、七人の侍 他
・1977年 中3の時、金光学園出身の故加藤武徳自治大臣が学園の体育館にて「地方自治」について凱旋講演。
これから地方が発展していく施策を進める事が国の発展につながる、という主旨の話だったと記憶している。
・大学時代に広島県出身の大学生等を集めた会において、元首相宮澤喜一氏と会話。笑顔で優しく話されたが、政治家のオーラを感じる。
・大学時代に友人と政治家とはどういう人なのかという話になり、それなら会ってみようということになった。
丁度、選挙期間中で故越智道雄代議士の選挙事務所を見つけ、全くの飛び込みで伺った事がある。スタッフさんに優しく断られた。
・衆議員、参議員選挙、県知事選挙、県議会議員選挙、市議会議員選挙において協力、支援
・政党の県連大会、賀詞交歓会等に参加
これまでの間に、多くの方々や団体においてまちづくりや人づくり、そして政治について話し、活動する機会に恵まれてきた。また、大企業に勤めた経験や中小企業を経営してきた経験から、産業について色々考えさせられる事も多かった。これらの経験を社会にを活かすには、政治活動を始めるのも一つの方法だと考えるようになった。
多くの方々から推薦を頂き気持ちを固めた矢先、西日本豪雨災害が発生し、広範囲に渡り甚大な被害がでた。私の経営する会社の事務所・工場・倉庫・土場も2.9m水没し、自分自身が被災者となった。これまでのニュース等を見てきたのとは違い、被災者となってはじめて多くの事を経験した。喪失感、絶望感といったいくつかの言葉では言い切れない感情は、被災者自身にしかわからない。どん底からの復旧の過程において、人の絆やありがたみを経験すると共に、行政システムの不具合を多く感じた。この経験を是非に活かしたい。
当然の事ながら少子高齢化を始め、教育・福祉・食・住等々課題が山積しており、取り組みべき事は多い。これまでの経験だけでなく、こらからの未来予測を一人でも多くの人と議論し、明るい未来が来るよう活動したいと思っている。 市議会議員であった父伊藤恒雄が志半ばにして他界したのが26年前で56歳の時。今の私が56歳。因縁めいたものを感じざるにはいられない。父の遺志も自分なりに引き継ぎたいと思う。
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